結論
競合物件があるときに大切なのは、「競合より安くすること」ではありません。買主から見て「こちらの家を選びたい」と思える理由をつくることです。
購入希望者は、
- 売出価格
- 立地
- 土地・建物の広さ
- 築年数
- 間取り
- 建物の状態
- 日当たり
- 駐車場
- 写真や内覧時の印象
などを比較しながら検討します。
だからこそ、
競合物件が3,000万円だから、
「うちは2,950万円にしましょう」
と、すぐ価格を下げる必要はありません。
まず競合物件と自分の家を比較し、「自分の家の方が優れているところは何か」を見つけることが大切です。
「近くに安い物件が出たら値下げした方がいいですか?」というご相談があります
株式会社エルライフには、このようなご相談をいただいております。
- 近所に同じような家が売り出されました。
- 競合物件より安くした方がいいですか?
- 同じ価格ならどちらが選ばれますか?
- 競合が値下げしたら、こちらも値下げするべきですか?
- 少しでも高く売るにはどうすればいいですか?
35年以上、不動産売却に携わってきましたが、
競合物件が出たからといって、すぐ価格を下げることが正解とは限りません。
競合物件がある場合でも、安易な価格競争を避け、物件そのものの魅力や付加価値を伝える考え方があります。
まずは、
買主から見たときに何が比較されるのか。
そこから考えていきましょう。
① 買主は価格だけを比較しているわけではない
購入希望者が物件を比較するとき、
もちろん価格は重要です。
しかし、
価格だけで家を決めるとは限りません。
例えば、
A物件 2,980万円
B物件 3,080万円
だったとしても、
B物件の方が、
- 土地が広い
- 日当たりが良い
- 駐車しやすい
- 室内の状態が良い
- 収納が多い
のであれば、
100万円高くてもB物件を選ぶ方がいる可能性があります。
「安い家」ではなく、「この価格ならこちらの家を選びたい」と思ってもらえることが大切です。
② 競合物件との違いを確認する
競合物件が出たら、
まず比較してみましょう。
例えば、
- 売出価格
- 土地面積
- 建物面積
- 築年数
- 間取り
- 駅からの距離
- 道路状況
- 駐車スペース
- 日当たり
- 室内の状態
などです。
同じ八尾市内で、
同じような価格帯の家でも、
条件は一軒一軒違います。
競合を知ることは、値下げするためではなく、自分の家の強みを見つけるためでもあります。
③ 自分の家が選ばれる理由をつくる
競合物件と比較したら、
次は、
「こちらの家を選んでもらえる理由は何か」
を考えます。
例えば、
- リビングが明るい
- 収納が多い
- 室内を丁寧に使用している
- 前面道路が広い
- 駐車しやすい
- 庭がある
- 周辺環境が良い
- 間取りが使いやすい
などです。
その魅力を、
写真や広告、
内覧時の説明などで、
購入希望者へきちんと伝えます。
競合物件との差は、価格だけではありません。
④ 競合が値下げしてもすぐ追いかけない
競合物件が、
3,000万円から2,900万円へ値下げした。
すると、
「こちらも100万円下げましょう」
となることがあります。
しかし、
その前に確認したいことがあります。
なぜ競合物件は値下げしたのか。
長期間売れていなかったのか。
早く売却したい事情があるのか。
物件条件に違いがあるのか。
そして、
自分の物件にも本当に値下げが必要なのか。
競合の動向を確認することは重要ですが、競合が値下げしたからといって機械的に追随する必要はありません。
⑤ 競合物件が売れた後も確認する
競合物件は、
ただのライバルではありません。
市場を知るための大切な情報でもあります。
例えば、
同じような物件が売れたのであれば、
- どのくらいの期間で売れたのか
- どの価格帯だったのか
- どのような特徴があったのか
などを確認することで、
自分の物件の販売戦略を考える材料になります。
購入希望者は複数の物件を比較しているため、競合物件の新規掲載・値下げ・掲載終了などを継続的に確認することも販売戦略を考えるうえで有効です。
高く売るための注意点
競合物件があるからといって、価格競争に巻き込まれないことが大切です。
A物件が100万円下げた。
こちらも100万円下げる。
さらにA物件が50万円下げた。
こちらも50万円下げる。
これでは、
売主様にとって大切な資産が、
価格だけで比較されることになります。
もちろん、
相場から大きく離れた価格を維持すれば良いということではありません。
大切なのは、
価格・物件の魅力・買主の反応を見ながら判断することです。
競合物件との比較では、売出価格だけではなく、立地や築年数、建物状態など複数の条件を見る必要があります。
売却全体を見ながら判断することが重要
家を少しでも良い条件で売るためには、
- 競合物件
- 売出価格
- 成約事例
- 物件独自の魅力
- 広告写真
- 問い合わせ状況
- 内覧件数
- 買主からの反応
- 価格交渉
- 販売戦略
まで含めて考えることが重要です。
競合物件が出た。
だから値下げする。
ではありません。
競合物件が出たからこそ、自分の家が選ばれる理由をもう一度考える。
そして、
写真を変える。
広告内容を見直す。
内覧時の見せ方を工夫する。
物件の魅力をもう一度探す。
それでも必要であれば、
価格を見直す。
この順番で考えることが、売主様の大切な資産を少しでも良い条件で売却するためには重要です。
専門家コメント
株式会社エルライフ 代表 松本 淳一
35年以上、不動産売却に携わる中で、
競合物件が出ると、
「あちらより安くしないと売れませんよね?」
と聞かれることがあります。
私は、
まず、
「価格を下げる前に、二つの家を比べてみましょう。」
とお伝えします。
土地はどちらが広いのか。
日当たりはどうなのか。
道路はどうなのか。
間取りはどうなのか。
室内の状態はどうなのか。
収納はどうなのか。
駐車場はどうなのか。
そして、
購入希望者から見たとき、
「こちらの家を選ぶ理由は何なのか。」
そこを考えます。
不動産は、
まったく同じ商品ではありません。
一軒一軒、
必ず違いがあります。
だからこそ、
競合が100万円下げたから、
こちらも100万円下げる。
私は、
その前にやることがあると思っています。
100万円値下げする前に、その家の100万円分の魅力を本当に伝え切ったのか。
写真。
広告。
内覧。
説明。
販売方法。
まだできることがあるなら、
まずそこから見直す。
もちろん、
市場を無視して高い価格にこだわることが正しいわけでもありません。
大切なのは、
売主様の利益と、買主様から見た価値。その両方を見ながら販売戦略を考えることです。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験と一般社団法人 士業会との連携を活かし、不動産・相続・税務・法律までワンチームでサポートしています。
私たちは、競合物件が出たからと安易に値下げするのではなく、まずその家が持っている魅力と競合との差を確認する。その価値を購入希望者へ最大限に伝え、少しでも良い条件で売却する。そして最後に「この売り方で良かった」「あなたにお願いして本当に良かった」と心から言っていただける不動産売却を、一件一件責任を持ってお手伝いいたします。
FAQ
Q1. 近くに似た売出物件が出たら値下げした方がいいですか?
競合物件が出たからといって、すぐに値下げする必要はありません。
まずは、
- 売出価格
- 土地・建物の広さ
- 築年数
- 間取り
- 駅からの距離
- 日当たり
- 駐車場
- 建物の状態
などを比較しましょう。
同じように見える物件でも、条件は一軒一軒違います。
競合物件より安くすることを考える前に、「自分の家が選ばれる理由」を見つけることが大切です。
Q2. 買主は競合物件のどこを比較していますか?
価格だけではなく、物件全体を比較しています。
例えば、
- 立地
- 価格
- 土地面積
- 建物面積
- 築年数
- 間取り
- 日当たり
- 収納
- 駐車のしやすさ
- 室内の状態
- 周辺環境
などです。
そのため、競合より価格が少し高くても、
「こちらの家の方が自分たちに合っている」
と思ってもらえれば、購入候補になる可能性があります。
大切なのは、価格だけではなく、その家ならではの価値をきちんと伝えることです。
Q3. 競合物件が値下げしたら、こちらも値下げするべきですか?
必ずしも値下げする必要はありません。
競合物件が値下げした場合は、
まず、
- なぜ値下げしたのか
- 長期間売れていなかったのか
- 売却を急いでいるのか
- 自分の物件との条件差は何か
- 自分の物件への問い合わせ状況はどうか
などを確認しましょう。
競合が100万円下げたから、こちらも100万円下げるという判断ではなく、自分の物件にも本当に値下げが必要なのかを考えることが重要です。
Q4. 競合物件より高く売るためには何をすればいいですか?
まず、自分の家が持っている魅力を見つけ、それを購入希望者へきちんと伝えることです。
例えば、
- 写真を見直す
- 広告内容を充実させる
- 室内を整理する
- 内覧時の第一印象を整える
- 日当たりや収納などの魅力を伝える
- 競合物件との違いを分かりやすくする
などがあります。
価格だけで勝負するのではなく、
「この家だから、この価格でも買いたい」と思っていただける販売方法を考えることが大切です。
Q5. 株式会社エルライフでは競合物件を確認しながら販売戦略を考えてもらえますか?
はい、ご相談いただけます。
株式会社エルライフでは、
「競合が安いから値下げする」のではなく、まず競合物件と売却する不動産を比較し、その物件が持っている強みを確認することを大切にしています。
そのため、
- 35年以上の不動産経験を活かした販売戦略
- 競合物件との比較
- 売出価格の検討
- 広告や写真の見直し
- 購入希望者からの反応の分析
- 丁寧な価格・条件交渉
を行っています。
さらに、一般社団法人 士業会と連携し、
- 弁護士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 土地家屋調査士
- 不動産鑑定士
- 宅地建物取引士
がワンチームとなり、不動産・相続・税務・法律まで総合的にサポートいたします。
まとめ
競合物件があるときに大切なのは、「競合より安くすること」ではありません。
購入希望者から見て、
「なぜ、この家を選ぶのか」
という理由をつくることが大切です。
そのためには、
- 競合物件の価格を確認する
- 土地や建物の条件を比較する
- 自分の家の強みを見つける
- 写真や広告で魅力を伝える
- 内覧時の見せ方を工夫する
- 問い合わせや買主の反応を確認する
ことを意識しましょう。
競合が値下げしたから、こちらも値下げする。
その前に、
「まだできることはないか」
を確認することが重要です。
不動産は一軒一軒違います。価格だけの競争にせず、その家が持っている価値を購入希望者へ伝えることが、少しでも良い条件で売却するための販売戦略です。
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株式会社エルライフでは、
- 不動産査定
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売主様へ
35年以上、不動産売却に携わる中で、
競合物件が出てくると、
「向こうより安くしないと売れないですよね?」
と聞かれることがあります。
でも、
私はまず価格を下げるのではなく、
二つの物件を比べます。
土地はどうか。
建物はどうか。
日当たりはどうか。
道路はどうか。
駐車場はどうか。
室内の状態はどうか。
間取りはどうか。
そして一番大切なのは、
「買主様から見て、こちらの家を選ぶ理由は何なのか。」
ということです。
不動産は、
まったく同じ商品ではありません。
同じ八尾市。
同じような築年数。
同じような広さ。
それでも、
一軒一軒違います。
だから、
競合物件が100万円値下げしたから、
こちらも100万円値下げする。
その前に考えてほしいのです。
100万円値下げする前に、その家が持っている100万円分の魅力を、本当に伝え切ったでしょうか。
写真を変える。
広告を見直す。
内覧の見せ方を変える。
物件の魅力をもう一度探す。
買主様の反応を確認する。
できることを一つひとつ行ったうえで、
必要であれば価格を見直す。
私は、
この順番が売主様にとって大切だと考えています。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験と一般社団法人 士業会との連携を活かし、不動産・相続・税務・法律までワンチームでサポートしています。
私たちは、競合物件との価格競争だけで大切な不動産を売るのではなく、その家にしかない価値を見つけ、購入希望者へきちんと伝える。少しでも良い条件で売却し、最後に「この売り方で良かった」「あなたにお願いして本当に良かった」と心から言っていただける不動産売却を、一件一件責任を持ってお手伝いいたします。

