結論
収納の整理で大切なのは、「全部空っぽにすること」ではなく、買主が収納の広さや使いやすさを確認できる状態にすることです。
特に、
- 収納の奥行きや広さが分かる
- 荷物を詰め込みすぎていない
- 扉をすぐに開けられる
- 整理されて清潔感がある
- 実際の生活をイメージできる
という状態を意識しましょう。
購入希望者は、収納内部まで確認して「自分たちの荷物が入るか」を考えることがあります。収納への詰め込みすぎを避け、確認しやすくしておくことが内覧対策のポイントです。
収納が大きい家でも、荷物でいっぱいになっていると、本来の収納力が伝わりにくくなることがあります。
「収納の中まで片付けた方がいいですか?」というご相談があります
株式会社エルライフには、このようなご相談をいただいております。
- クローゼットの中も見られますか?
- 荷物が多いのですが売却できますか?
- 押し入れはどこまで片付ければいいですか?
- 収納が少ない家でも売れますか?
- 少しでも高く売るために何をすればいいですか?
35年以上、不動産売却に携わってきましたが、購入希望者は部屋の広さだけではなく、「実際に住んだら荷物をどこへ収納できるのか」まで考えて内覧しています。
だからこそ、収納の中を完璧にする必要はありませんが、広さや使い勝手が分かる状態にしておくことが大切です。
① 収納に荷物を詰め込みすぎない
内覧前に部屋をきれいにしようとして、
リビングや寝室にある物を、
すべてクローゼットや押し入れへ入れてしまうことがあります。
しかし、
収納が荷物でいっぱいになっていると、
購入希望者から、
「収納が少ない家なのかな」
と思われる可能性があります。
不要な物はできる範囲で整理し、収納の広さが確認できる状態を意識しましょう。
② 収納の奥行きが分かるようにする
購入希望者が確認したいのは、
収納の見た目だけではありません。
- どのくらい奥行きがあるのか
- 洋服はどのくらい掛けられるのか
- 布団を収納できるのか
- 大きな荷物を入れられるのか
など、実際の使い勝手を見ています。
荷物で奥まで見えない状態では、
本来の収納力が伝わりにくくなります。
③ クローゼットや押し入れを開けられる状態にする
内覧では、
購入希望者から、
「この収納を見てもいいですか?」
と聞かれることがあります。
そのときに、
「そこはちょっと……」
となってしまうより、
気持ちよく確認していただける状態にしておく方が安心です。
収納も物件の一部です。
特に購入を前向きに検討している方ほど、収納内部まで確認したい場合があります。
④ 玄関収納や階段下収納も確認する
戸建てには、
- 玄関収納
- 階段下収納
- 床下収納
- パントリー
- クローゼット
- 押し入れ
など、さまざまな収納があります。
大きなクローゼットだけではなく、
家の中にどのような収納があるのかを分かりやすく見せることも大切です。
戸建てならではの収納力がある場合は、それも物件の魅力の一つとして伝えましょう。
⑤ 全部捨てる必要はない
内覧のために、家の中の荷物を全部処分する必要はありません。
住みながら売却する場合は、
生活用品があるのが普通です。
大切なのは、
- 使っていない物から整理する
- 不用品だけ先に処分する
- 収納の床や奥行きを見せる
- よく使う物は整理して収納する
- 扉を開けやすくしておく
ことです。
整理整頓によって物件本来の広さや収納力を見せることが、内覧準備では重要です。
高く売るための注意点
収納をきれいに見せるためだけに、必要以上のお金をかけないことも大切です。
例えば、
大量の荷物をすべて処分したり、
収納内部をリフォームしたり、
新しい収納設備へ交換したりする必要があるとは限りません。
まずは、
今ある収納の広さと使いやすさを、購入希望者にきちんと確認してもらえる状態にすること。
そこから考えましょう。
売却前に費用をかける場合は、その費用が本当に売却にプラスになるのかまで考えることが重要です。
売却全体を見ながら判断することが重要
戸建てを高く売るためには、
- 収納の見せ方
- 室内の広さ
- 玄関の第一印象
- 水回りの清潔感
- 写真
- 内覧対応
- 売出価格
- 販売戦略
まで含めて考えることが重要です。
収納だけをきれいにすれば高く売れるわけではありません。
家全体を見たときに、購入希望者が「この家なら家族の荷物も収納できそう」「ここなら暮らしやすそう」とイメージできる状態をつくることが、納得できる戸建て売却につながります。
専門家コメント
株式会社エルライフ 代表 松本 淳一
35年以上、不動産売却に携わる中で、
内覧前に売主様から、
「荷物は全部、収納に入れておけばいいですか?」
と聞かれることがあります。
私は、
「収納も買主様が見たい大切な場所です。」
とお伝えしています。
部屋をきれいにするために、
全部の荷物をクローゼットへ詰め込んでしまう。
そうすると、
せっかく大きな収納があっても、その良さが伝わらなくなってしまうことがあります。
全部捨てる必要はありません。
生活感を完全になくす必要もありません。
大切なのは、
購入希望者が「ここなら自分たちの荷物も入りそう」と想像できることです。
収納も含めて、その家が持っている本来の魅力をきちんと見てもらう。
それが大切だと考えています。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験と一般社団法人 士業会との連携を活かし、不動産・相続・税務・法律までワンチームでサポートしています。
私たちは、必要以上のお金をかけることを勧めるのではなく、一つひとつの家に合った販売方法を考え、売主様の手元に少しでも多く残す。そして最後に「あなたにお願いして本当に良かった」と言っていただける不動産売却を、一件一件責任を持ってお手伝いいたします。
FAQ
Q1. 戸建ての内覧では収納の中まで見られますか?
はい、購入希望者が収納の中を確認することはあります。
特に、
- クローゼット
- 押し入れ
- 玄関収納
- 階段下収納
- パントリー
などは、実際に生活したときの収納力を確認するために見られることがあります。
すべてを空にする必要はありませんが、扉を開けたときに広さや奥行きが分かる状態にしておくことが大切です。
Q2. 収納の荷物はどのくらい減らした方がいいですか?
全部なくす必要はありませんが、収納いっぱいに詰め込まないことがポイントです。
例えば、
- 長期間使っていない物を整理する
- 不用品を処分する
- 季節外の物をまとめる
- 床が少し見える状態にする
- 奥行きが分かるように整理する
などを意識しましょう。
購入希望者が、
「ここなら自分たちの荷物も入りそう」
とイメージできる状態を目指すことが大切です。
Q3. 荷物が多いままでも戸建てを売却できますか?
はい、荷物が多くても売却することはできます。
住みながら売却する場合は、生活用品があるのが普通です。
大切なのは、
すべての荷物をなくすことではなく、
- 部屋の広さが分かる
- 収納の大きさが分かる
- 内覧時に移動しやすい
- 購入希望者が確認したい場所を見られる
状態にしておくことです。
無理に全部処分するのではなく、売却に必要な範囲から整理していきましょう。
Q4. 収納をリフォームした方が高く売れますか?
必ずしも収納をリフォームすれば、その費用以上に高く売れるとは限りません。
収納設備を新しくする前に、
- 整理するだけで十分なのか
- 現在の収納力をそのまま見せられるのか
- 修理が必要な部分だけ直せば良いのか
- 費用をかけた分を回収できるのか
を確認することが大切です。
売却前だからといって、必要以上のお金をかけないことも高く売るための重要な考え方です。
Q5. 株式会社エルライフでは収納の整理についても相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
株式会社エルライフでは、
「必要以上のお金をかけず、戸建てが本来持っている魅力を購入希望者へ伝えること」を大切にしています。
そのため、
- 35年以上の不動産経験を活かした販売戦略
- 内覧前に必要な準備のアドバイス
- 根拠に基づく価格設定
- 購入希望者との丁寧な条件交渉
- 売却後まで見据えたサポート
を行っています。
さらに、一般社団法人 士業会と連携し、
- 弁護士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 土地家屋調査士
- 不動産鑑定士
- 宅地建物取引士
がワンチームとなり、不動産・相続・税務・法律まで総合的にサポートいたします。
まとめ
戸建ての収納を整理する目的は、収納を空っぽにすることではありません。
購入希望者に、
「この家なら、自分たちの荷物もきちんと収納できそう」
と感じてもらうことが大切です。
そのためには、
- 荷物を詰め込みすぎない
- 収納の奥行きを見せる
- 扉を開けられる状態にする
- 玄関収納や階段下収納も整理する
- 不要な物から少しずつ減らす
ことを意識しましょう。
収納も戸建ての大切な魅力の一つです。高額な収納リフォームをする前に、今ある収納の広さや使いやすさを購入希望者へきちんと伝えることが、少しでも良い条件で売却するための第一歩になります。
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- 不動産査定
- 高く売るための販売戦略
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荷物がいっぱいに詰まっていれば、
その広さは購入希望者には伝わりません。
全部捨てる必要はありません。
生活感を完全になくす必要もありません。
大切なのは、
購入希望者が「ここなら家族の荷物も入りそう」と、自分たちの暮らしを想像できることです。
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そのまま、きちんと伝える。
必要以上のお金をかけず、
その家が持っている魅力を一つひとつ購入希望者へ伝えていく。
それが大切だと考えています。
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