結論
土地を売る。
登記簿には100㎡と書いてある。
だから、
「100㎡の土地です」
それだけで売却を進めていいのでしょうか。
現地を見ると境界標が見当たらない。
隣地との境界が分かりにくい。
昔の資料しかない。
こうした土地もあります。
測量をすると、
土地の面積や境界について、より具体的に確認できる場合があります。
これは購入希望者にとって安心材料になる可能性があります。
でも、
「土地を売るなら、とりあえず測量しましょう」
でもありません。
測量には費用がかかります。
測量前と測量後で何が変わるのか。その費用をかける意味があるのか。
ここまで考えて判断することが大切です。
八尾市でも「土地を売る前に測量した方がいいですか?」というご相談があります
「境界標が見当たりません」「昔から住んでいるので境界は分かっています」「登記簿の面積で売れませんか?」というご相談があります。
土地によって状況は違います。
境界が明確な土地。
過去の測量資料が残っている土地。
隣地との境界確認が必要な土地。
さまざまです。
だから、最初から測量する、しないを決めるのではなく、
まず現在どのような資料があり、現地がどのような状態なのかを確認します。
① 測量前は現在ある資料を確認する
まず確認したいのは、売主様が持っている資料です。
測量図。境界確認書。売買契約書。登記関係の資料。
過去に測量している場合もあります。
「何の書類か分からない」
それでも大丈夫です。
まず全部確認します。
新しく費用を使う前に、すでに使える資料がないかを確認することが大切です。
② 境界標の有無を現地で確認する
資料だけではなく、現地も確認します。
境界標があるのか。
どこにあるのか。
塀やフェンスはどの位置にあるのか。
隣地との境界が分かりやすい状態なのか。
土地を購入する方にとって、
「自分が購入する土地はどこからどこまでなのか」
は大切な情報です。
境界が分かりにくい場合、購入希望者が不安を感じることがあります。
③ 測量後は土地の情報を伝えやすくなる
必要な測量を行い、境界や面積について確認できれば、購入希望者へ土地の情報を説明しやすくなります。
土地面積。
間口。
奥行き。
土地形状。
隣地との境界。
こうした情報が具体的になることで、購入希望者も建物計画などを検討しやすくなる場合があります。
「だいたいこの辺です」より、確認できる資料がある方が判断しやすい。
これが測量後の大きな違いの一つです。
④ 面積が変われば価格への影響も確認する
登記簿上の面積と、測量によって確認した面積が一致しないケースもあります。
例えば登記簿100㎡。
測量した結果、実際の面積について異なる数値が確認された。
土地価格を面積から考えている場合、価格にも影響する可能性があります。
ただし、どの面積を基準に売買するかなどは契約条件によって異なります。
測量すれば必ず価格が上がるのではなく、土地の状態がより明確になると考えることが大切です。
⑤ 測量費用とメリットを比較する
測量には費用が必要です。
土地の大きさ。形状。隣接地。道路との関係などによって、必要な作業や費用は変わります。
だから、
「高く売りたいから測量する」
だけでは決めません。
測量することで何が明確になるのか。
購入希望者が検討しやすくなるのか。
売却条件にどのような影響があるのか。
使う費用と得られるメリットを比較して判断します。
高く売るための注意点
測量したから土地が必ず高く売れるわけではありません。
反対に、測量費用を惜しめば良いということでもありません。
境界が不明確なことで購入希望者が不安を感じたり、契約を進める段階で確認に時間がかかったりする場合があります。
重要なのは、
「測量するか、しないか」ではなく、「この土地を安心して購入してもらうために何が必要なのか」。
ここから考えることです。
売却全体を見ながら判断することが重要
例えば3,000万円で土地を売却する。
境界が分かりにくい。
購入希望者から、
「境界はどこですか?」
と聞かれても、はっきり説明できない。
それだけで購入をやめるとは限りません。
でも、不安材料になる可能性はあります。
一方で、過去の測量資料がそろい、境界について確認できる土地なら、新しく大きな費用をかける必要がない場合もあります。
だから、
資料を見る。
現地を見る。
境界を見る。
必要な測量を確認する。
費用を見る。
お金を使ってから考えるのではなく、必要性を確認してからお金を使う。
これが大切です。
専門家コメント
株式会社エルライフ 代表 松本 淳一
35年以上、不動産売却に携わっていると、
「土地を売るなら測量しないとダメですか?」
と聞かれることがあります。
私は、まず資料を見ます。
昔の測量図はないか。
境界確認書はないか。
現地に境界標はあるか。
それから考えます。
測量が必要な土地もあります。
反対に、すでに確認できる資料がそろっている場合もあります。
大切なのは、
「土地売却だから測量」
と自動的にお金を使うことではありません。
でも、
「測量費用がもったいないから何もしない」
でもありません。
購入希望者が安心して土地を検討するために、何が必要なのか。
ここを考えます。
高く売るためにお金を使うのではなく、高く売るために必要なお金なのかを考える。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験を活かし、土地面積、境界、接道、間口、形状、過去の資料、測量の必要性、競合土地、販売方法まで確認します。
そして、測量費用を含めた売却経費まで考えます。
いくらで売れたかだけではなく、最後にご家族へいくら残るのか。
ここを大切にしています。
FAQ
Q1. 土地を売却する前に必ず測量が必要ですか?
すべての土地で必ず売却前に測量が必要とは限りません。
過去の測量図や境界確認書が残っている場合や、境界について確認できる資料がそろっている場合もあります。
まず現在ある資料と現地の状態を確認し、本当に測量が必要なのかを判断することが大切です。
Q2. 測量すると土地は高く売れますか?
測量しただけで土地の価格が上がるとは限りません。
ただし、土地面積や境界などが明確になることで、購入希望者が安心して検討しやすくなる場合があります。
価格を上げるためだけではなく、売却をスムーズに進めるために必要なのかという視点でも考えます。
Q3. 登記簿の面積と実際の面積が違うことはありますか?
測量によって確認した面積と登記簿上の面積が一致しないケースがあります。
その場合、売買価格や契約条件にどのような影響があるのかを確認します。
面積の違いが分かった場合は、その土地に合った売却方法を考えることが大切です。
Q4. 境界標が見つからない場合はどうすればいいですか?
まず過去の測量図や境界確認書などが残っていないか確認します。
そのうえで現地の状況を確認し、必要に応じて土地家屋調査士などの専門家へ相談します。
最初から「境界が分からないから売れない」と考える必要はありません。
Q5. 株式会社エルライフでは測量が必要かどうかも相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験をもとに、土地面積、境界、接道、間口、形状、過去の資料などを確認します。
必要な費用と売却全体を見ながら、少しでも良い条件での売却を考えます。
まとめ
八尾市で土地を高く売りたいからといって、最初から測量費用をかけることが正解とは限りません。
まず資料を見る。現地を見る。境界標を見る。土地の状況を見る。
そのうえで測量が必要なのかを判断します。
高く売るためにお金を使うのではなく、高く売るために本当に必要なお金なのかを考える。
そして売却価格だけではなく、最後にご家族へいくら残るのかまで考えることが大切です。
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・土地の間口を確認したい
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・土地の形状を確認したい
・競合土地との差を整理したい
・売却に必要な経費を確認したい
・最終的な手取り額を確認したい
・家族へ少しでも多く残したい
売主様へ
「土地を売るなら、先に測量した方がいいですよね?」
そう聞かれることがあります。
私は、
「まず、今ある資料を見せてください」
と考えます。
昔の測量図はないか。
境界確認書はないか。
現地に境界標は残っていないか。
登記簿には何㎡と記載されているのか。
まず確認します。
そのうえで、本当に新しい測量が必要なのかを考えます。
もちろん、境界が分かりにくく、測量することで購入希望者が安心して検討できる土地もあります。
反対に、すでに必要な資料がそろっている場合もあります。
だから、
「土地を売るから、とりあえず測量しましょう」
ではありません。
でも、
「測量費用がもったいないから何もしません」
でもありません。
高く売るためにお金を使うのではなく、高く売るために本当に必要なお金なのかを考える。
例えば測量に費用がかかったとしても、それによって境界や面積が明確になり、購入希望者が安心して購入を判断できるのであれば、意味のある費用になる可能性があります。
反対に、必要性を確認せず先にお金を使えば、その費用が売主様へ戻ってくるとは限りません。
まず資料を見る。
現地を見る。
境界を見る。
必要性を考える。
費用を確認する。
それから判断します。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験を活かし、土地面積だけではなく、境界、接道、間口、形状、過去の資料、測量の必要性、競合土地、販売方法、価格まで確認します。
そして最後は、いくらで売れたかだけではなく、ご家族へ最終的にいくら残るのか。
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