結論
角地だから必ず高く売れるわけではありません。しかし、角地ならではの特徴を正しく評価し、買主へ伝えることで、売却時の大きな魅力になる可能性があります。
買主が確認するのは、
- どの方角の角地なのか
- それぞれの道路幅員
- 接道状況
- 日当たり
- 風通し
- 開放感
- 車の出入りのしやすさ
- 土地の形状
- 建築できる建物の大きさ
などです。
八尾市では用途地域などに応じて建ぺい率・容積率が定められており、接道や道路幅員なども建築計画に関係します。また、一定の要件を満たす敷地については建ぺい率の緩和に関する規定があります。
だからこそ、
「角地だから○%高い」と単純に査定するのではなく、その角地が買主にとってどのようなメリットを持っているのかを見ることが重要です。
「角地なら普通の土地より高く売れますか?」というご相談があります
株式会社エルライフには、このようなご相談をいただいております。
- 角地なので査定価格は高くなりますか?
- 南東角地なら評価されますか?
- 二方向に道路があると何が違いますか?
- 古い家でも角地なら高く売れますか?
- 不動産会社によって角地の査定額が違うのはなぜですか?
角地は、
道路に二方向で接していることから、
一般的な一方向接道の土地とは条件が異なります。
しかし、
角地というだけで評価を決めることはできません。
道路幅員。
方角。
土地の形。
高低差。
交通量。
接道状況。
建築上の条件。
一つひとつ確認する必要があります。
八尾市でも、建築物の敷地は原則として建築基準法上の道路へ2m以上接道する必要があるなど、接道には建築上のルールがあります。
査定では「角地」という言葉だけを見るのではなく、その土地を実際にどう使えるのかまで確認することが大切です。
① 買主は日当たりや開放感を見る
角地の魅力として考えられるのが、
日当たりや開放感です。
二方向が道路に面していることで、
隣接する建物が少なくなり、
土地の方角や周辺状況によっては、
光や風を取り込みやすくなる場合があります。
特に住宅を探している買主は、
「リビングは明るいか」
「隣の建物との距離はどうか」
「圧迫感はないか」
といった部分を見ています。
ただ、
角地ならすべて日当たりが良いわけではありません。
方角と周辺建物まで確認し、その土地ならではの魅力として伝えることが大切です。
② 道路幅員と接道状況を見る
角地では、
二つの道路がどのような道路なのか
を確認することが重要です。
例えば、
- 道路幅員
- 公道か私道か
- 建築基準法上の道路なのか
- セットバックが必要なのか
- 接道している長さ
- 道路との高低差
などです。
二方向に道路があるからといって、
必ず同じ評価になるわけではありません。
八尾市でも、前面道路の幅員は容積率など建築上の条件に関係する場合があります。
買主が将来建て替える可能性まで考えて、道路条件を正確に伝えることが重要です。
③ 車の出入りのしやすさを見る
戸建てを探している買主にとって、
駐車場は大切です。
角地の場合、
土地の条件によっては、
駐車場の配置や車の出入りを考えやすい
ことがあります。
例えば、
一方向の道路から玄関へ。
もう一方向から駐車場へ。
という配置を考えられる場合もあります。
ただし、
交差点。
歩道。
電柱。
ガードレール。
道路標識。
道路との高低差。
などによって、
希望する場所から車を出入りできるとは限りません。
「二方向道路だから車をどこからでも出せる」と決めつけず、現地を確認することが大切です。
④ 建ぺい率など建築条件を確認する
角地の査定で、
特に確認したいポイントの一つです。
一定の要件を満たす角地などでは、建築基準法上、建ぺい率の緩和が認められる場合があります。
ただし、
「角地なら必ず建ぺい率が10%増える」と考えてはいけません。
特定行政庁が指定する条件を満たす必要があるため、その土地ごとの確認が必要です。
八尾市も建築物に対する制限として「建ぺい率の緩和」を公表しており、詳細については個別確認を求めています。
だからこそ査定時には、
角地という見た目だけではなく、実際にどのような建物を建築できる土地なのかまで確認することが重要です。
⑤ 角地のデメリットも確認する
角地には魅力があります。
しかし、
買主によっては、
デメリットと感じる部分もあります。
例えば、
- 車や人の通行が気になる
- 道路から室内が見えやすい
- 外構をつくる範囲が広くなる
- 交通量が多い
- 車の音が気になる
- 子どもの飛び出しが心配
などです。
だから、
「角地だから絶対に人気があります」
と説明するのではなく、
その土地のメリットと注意点の両方を見る必要があります。
そして、
その角地を魅力に感じる買主へ、
きちんと情報を届けることが大切です。
高く売るための注意点
角地だからという理由だけで、査定価格を高くしすぎないことも大切です。
例えば、
近隣の土地が3,000万円。
角地だから3,500万円。
単純に、
このような決め方をするものではありません。
逆に、
周辺相場だけを見て、
角地のメリットをまったく評価しないことも避けたいところです。
査定では、
- 周辺の成約事例
- 土地面積
- 方角
- 道路幅員
- 接道状況
- 土地形状
- 建築条件
- 周辺環境
- 角地としての利用価値
まで確認します。
大切なのは「角地だから高い」ではなく、「この角地には、買主にとってどのような価値があるのか」を査定価格に反映することです。
売却全体を見ながら判断することが重要
角地を少しでも良い条件で売却するためには、
- 査定価格
- 周辺相場
- 成約事例
- 二方向の道路状況
- 方角
- 接道
- 建ぺい率・容積率
- 土地の形状
- 駐車計画
- 建て替えの可能性
- 買主への見せ方
まで含めて考えることが重要です。
八尾市では、用途地域による制限だけでなく、道路斜線・高度地区・建ぺい率の緩和など、建築物に関係する複数の制限があります。
だからこそ、
査定書に、
「角地プラス○%」
と書いてあるだけで判断するのではありません。
なぜプラスなのか。
買主にとって何が良いのか。
どのような建物を考えられるのか。
そこまで説明できる担当者に相談することが大切です。
専門家コメント
株式会社エルライフ 代表 松本 淳一
35年以上、不動産売却に携わる中で、
角地について、
「角地だから高く売れますよね?」
と聞かれることがあります。
私は、
まず、
「どんな角地なのか、一緒に見てみましょう」
とお伝えします。
南側の道路なのか。
東側なのか。
道路幅は何メートルなのか。
車はどこから入れるのか。
土地の形はどうなのか。
建ぺい率はどうなのか。
そして、
買主様がこの土地を見たとき、
何を魅力に感じるのか。
そこまで考えます。
不動産査定は、
土地面積に坪単価を掛ければ終わりではありません。
同じ50坪でも、
一方向だけ道路に面している土地と、
二方向に道路がある土地では、
使い方が違う場合があります。
でも、
角地なら何でも高いというわけでもありません。
交通量が多い。
道路との高低差がある。
土地の形が使いにくい。
そのような場合もあります。
だからこそ、
私は「角地」という名前ではなく、「その角地が持っている本当の価値」を査定することが大切だと考えています。
そして、
その価値があるのであれば、
販売するときにも、
きちんと買主様へ伝える。
日当たり。
開放感。
道路条件。
駐車場。
建築計画。
その土地だからできることを、
一つひとつ伝える。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験と一般社団法人 士業会との連携を活かし、不動産・相続・税務・法律までワンチームでサポートしています。
私たちは、角地だからという理由だけで高い査定額を出すのではなく、その土地の道路・方角・形状・建築条件まで一つひとつ確認する。そして、本当に価値がある部分を査定と販売戦略に反映し、購入希望者へきちんと伝える。最後に「角地の価値を分かってもらえて良かった」「この価格で売れて良かった」「あなたにお願いして本当に良かった」と心から言っていただける不動産売却を、一件一件責任を持ってお手伝いいたします。
FAQ
Q1. 角地は必ず普通の土地より高く売れますか?
いいえ、角地だから必ず高く売れるとは限りません。
角地の評価では、
- 方角
- 二方向の道路幅員
- 接道状況
- 土地の形状
- 道路との高低差
- 交通量
- 建築条件
などを確認します。
日当たりや開放感、駐車計画などで評価される場合もありますが、交通量や道路条件によっては注意が必要な場合もあります。
「角地だから高い」と単純に判断せず、その土地が持つ実際の使いやすさを見ることが大切です。
Q2. 買主は角地のどこを一番重視しますか?
買主によって異なりますが、日当たり・開放感・道路条件・使いやすさは重視されやすいポイントです。
例えば、
- リビングに光が入りやすいか
- 隣地からの圧迫感が少ないか
- 車を出し入れしやすいか
- 希望する建物を建てられるか
- 道路から室内が見えすぎないか
- 交通量や騒音はどうか
などを確認します。
角地のメリットだけではなく、実際に暮らしたときの使いやすさまで見られています。
Q3. 角地なら建ぺい率が必ず緩和されますか?
いいえ、角地だから必ず建ぺい率が緩和されるわけではありません。
建ぺい率の緩和を受けるためには、
道路の状況や角地としての条件など、一定の要件を満たす必要があります。
そのため、
- 接している道路の種類
- 道路幅員
- 接道している位置
- 八尾市の指定条件
- 用途地域
などを確認する必要があります。
販売時には「角地なので大きな建物を建てられます」と決めつけず、実際の建築条件を確認して正しく伝えることが大切です。
Q4. 角地の査定額が不動産会社によって違うのはなぜですか?
角地のどの部分を評価しているかが、不動産会社によって異なることがあるためです。
査定では、
- 周辺の成約事例
- 土地面積
- 方角
- 道路幅員
- 接道状況
- 土地の形状
- 日当たり
- 建築上の利用価値
- 交通量や騒音
などを総合的に確認します。
単純に、
「角地なので査定価格を10%上げます」
というものではありません。
査定額の高さだけではなく、なぜその価格になるのかを説明してもらうことが重要です。
Q5. 株式会社エルライフでは角地の特徴を踏まえて査定してもらえますか?
はい、ご相談いただけます。
株式会社エルライフでは、
角地という言葉だけで判断せず、その土地が実際に持っている価値を確認することを大切にしています。
そのため、
- 35年以上の不動産経験を活かした査定
- 二方向の道路状況の確認
- 方角や日当たりの確認
- 土地形状や駐車計画の確認
- 建築条件を踏まえた販売戦略
- 購入希望者との価格・条件交渉
などを行っています。
さらに、一般社団法人 士業会と連携し、
- 弁護士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 土地家屋調査士
- 不動産鑑定士
- 宅地建物取引士
がワンチームとなり、不動産・相続・税務・法律まで総合的にサポートいたします。
まとめ
角地を少しでも良い条件で売却するために大切なのは、「角地だから高い」と単純に考えないことです。
まず、
- どの方角の角地なのか
- 二方向の道路幅員はどうか
- 接道状況に問題はないか
- 日当たりや開放感はどうか
- 車を出し入れしやすいか
- 建ぺい率の緩和を受けられるか
- 買主にとってどのような使い方ができるか
を確認することが重要です。
角地というだけで高い価格を設定しても、買主に価値が伝わらなければ売却にはつながりません。
反対に、周辺相場だけで判断し、角地ならではの魅力を評価しないのも適切ではありません。
その角地が持っている本当の価値を確認し、査定価格と販売戦略の両方へ反映することが、後悔しない不動産売却につながります。
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株式会社エルライフでは、
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- 高く売るための販売戦略
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角地について、
「角地だから高く売れますよね?」
と聞かれることがあります。
確かに、
角地には魅力があります。
日当たり。
風通し。
開放感。
駐車場の配置。
建物の間取り。
一方向だけ道路に面した土地とは違う使い方ができる場合があります。
しかし、
角地ならすべて同じではありません。
南東角地なのか。
北西角地なのか。
道路幅は何メートルなのか。
交通量はどうなのか。
道路との高低差はあるのか。
土地の形はどうなのか。
車は出し入れしやすいのか。
建ぺい率の緩和を受けられるのか。
一つひとつ確認する必要があります。
だからこそ私は、
「角地だから何%高い」という査定ではなく、「この角地だから、買主様にどのような価値を伝えられるのか」を考えることが大切だと思っています。
査定額を高く出すだけなら簡単です。
しかし、
その価格で売るためには、
買主様に価値を理解していただかなければなりません。
日当たりが良い。
開放感がある。
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