結論
実家を売却するからといって、必ず最初に測量をする必要があるとは限りません。
まずは、
- 境界標が残っているか
- 過去の測量図があるか
- 登記簿上の面積と現況に違いがないか
- 隣地との境界に問題がないか
- 売却条件として測量が必要か
を確認することが重要です。
測量には費用も時間もかかります。
先に測量を依頼するのではなく、売却方法を考えたうえで本当に必要かを判断することが大切です。
「実家を売る前に測量した方がいいですか?」というご相談があります
株式会社エルライフには、このようなご相談をいただいております。
- 古い実家ですが測量は必要ですか?
- 境界がどこなのか分かりません。
- 昔の測量図が見つかりません。
- 隣の家との境界が心配です。
- 測量してから売り出した方がいいですか?
35年以上、不動産売却に携わってきましたが、実家売却では、昔の境界標や測量資料が確認できないケースも少なくありません。
だからこそ、最初から費用をかけるのではなく、現在の状況を確認してから進めることが重要です。
① まず境界標があるか確認する
土地の境界付近には、
- コンクリート杭
- 金属標
- 金属鋲
- プレート
などの境界標が設置されていることがあります。
長年住んでいる実家では、
土や植木などに隠れていることもあります。
まずは現在の境界標の状況を確認しましょう。
② 過去の測量資料を探す
実家には、
過去に作成された測量図や境界に関する資料が残っていることがあります。
例えば、
- 確定測量図
- 境界確認書
- 地積測量図
- 売買時の書類
- 隣地との境界に関する資料
などです。
古い書類でも、売却や測量を進める際の重要な手掛かりになることがあります。
③ 隣地との境界状況を確認する
実家売却では、
隣地との境界が重要になることがあります。
例えば、
塀やフェンス、
建物の一部、
樹木などが境界付近にある場合は注意が必要です。
境界について不明な点がある場合は、自己判断せず専門家へ相談しましょう。
④ 測量に必要な期間も考えておく
測量は、
依頼すればすぐに完了するとは限りません。
現地調査や資料確認、必要に応じて隣接地所有者との境界確認などが必要になる場合があります。
売却を急いでいる場合は、
測量に必要な期間も考えながら販売スケジュールを立てることが大切です。
⑤ 測量を依頼する前に売却方法を確認する
ここが特に重要です。
実家を売却するからといって、
すべてのケースで同じ測量が必要になるわけではありません。
物件の状況や売却条件によって、
必要となる対応は異なります。
先に費用をかけるのではなく、
不動産会社や必要に応じて土地家屋調査士などの専門家へ相談し、何が必要なのかを確認してから進めましょう。
高く売るための注意点
「測量しておけば高く売れる」と考えて、先に費用をかけないことが大切です。
一方で、
境界が不明確なままでは、
購入希望者が不安を感じたり、売買条件の調整が必要になったりする場合があります。
大切なのは、
測量するか、しないかではなく、その土地を安心して購入できる状態にするために何が必要なのかを判断することです。
売却全体を見ながら判断することが重要
実家売却では、
- 売出価格
- 土地の境界
- 測量の必要性
- 建物の状態
- 相続登記
- 売却に必要な費用
- 販売スケジュール
まで含めて考えることが重要です。
特に相続した実家の場合は、不動産だけで判断するのではなく、相続や登記なども含めて確認する必要があります。
測量だけを先に進めるのではなく、売却全体の流れを確認してから必要な手続きを進めることが、無駄な費用や時間を減らすことにつながります。
専門家コメント
株式会社エルライフ 代表 松本 淳一
35年以上、不動産売却に携わる中で、私が大切にしてきたことがあります。
それは、
「売却前だからといって、必要かどうか分からないものに先にお金をかけない。」
ということです。
実家の売却では、
「測量してください」
「解体してください」
「片付けてください」
と言われることがあります。
しかし、本当にそれが売却前に必要なのかは、一つひとつの物件によって違います。
まず現状を確認し、どのような売却方法が売主様にとって一番良いのかを考えてから、必要なことだけを進めることが大切です。
株式会社エルライフでは、35年以上の不動産経験と一般社団法人 士業会との連携を活かし、土地家屋調査士をはじめとする各分野の専門家と、不動産・相続・税務・法律までワンチームでサポートしています。
私たちは、売却価格だけではなく、売却にかかる費用まで考え、「あなたにお願いして本当に良かった」と心から言っていただける不動産売却を、一件一件責任を持ってお手伝いいたします。
FAQ
Q1. 実家を売却する場合、必ず測量が必要ですか?
いいえ、必ず測量が必要とは限りません。
まずは、
- 境界標が残っているか
- 過去の測量図があるか
- 境界に問題がないか
- どのような条件で売却するのか
などを確認することが大切です。
物件の状況や売却条件によって必要な対応は異なるため、先に測量を依頼するのではなく、まず現在の状況を確認しましょう。
Q2. 境界標が見つからない場合はどうすればいいですか?
境界標が見つからなくても、すぐに売却できないと判断する必要はありません。
まずは、
- 過去の測量図
- 境界確認書
- 地積測量図
- 購入時の売買関係書類
などが残っていないか確認しましょう。
必要に応じて、土地家屋調査士などの専門家へ相談することも大切です。
Q3. 測量にはどのくらい時間がかかりますか?
土地の状況によって異なります。
現地の測量だけではなく、
資料の調査や隣接地所有者との境界確認などが必要になる場合があります。
そのため、実家の売却時期が決まっている場合は、余裕を持って確認しておくことが大切です。
Q4. 測量してから売却した方が高く売れますか?
測量をしただけで、必ず売却価格が高くなるわけではありません。
ただし、
境界や土地の状況が明確になることで、
購入希望者が安心して検討しやすくなる場合があります。
大切なのは、測量そのものではなく、購入希望者が安心して購入できる状態を整えることです。
Q5. 株式会社エルライフでは測量についても相談できますか?
はい、ご相談いただけます。
株式会社エルライフでは、
- 35年以上の不動産経験を活かした販売戦略
- 土地や建物の状況確認
- 測量の必要性についての事前確認
- 売主様との綿密な打ち合わせ
- 売却後まで見据えたサポート
を行っています。
さらに、一般社団法人 士業会と連携し、
- 弁護士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 土地家屋調査士
- 不動産鑑定士
- 宅地建物取引士
がワンチームとなり、不動産・相続・税務・法律まで総合的にサポートいたします。
まとめ
実家を売却するからといって、最初から測量を依頼する必要があるとは限りません。
まず確認したいのは、
- 境界標が残っているか
- 過去の測量資料があるか
- 隣地との境界に問題がないか
- 測量が売却条件として必要なのか
- 測量にかかる費用や期間
という点です。
本当に大切なのは、「売却するから測量する」と決めることではありません。その実家をどのような方法で売却するのかを考え、本当に必要な手続きだけを進めることです。測量・境界・相続・登記・売却費用まで含めて全体を見ることが、後悔しない実家売却につながります。
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35年以上、不動産売却に携わる中で、私が大切にしてきたことがあります。
それは、
「売却前だからといって、必要かどうか分からないものに先にお金をかけない。」
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